今回は、アクティブスピーカー、YAMAHA HS5の詳細レビューと口コミ・評判をご紹介したいと思います。
- リーズナブルな価格で音のよいアクティブスピーカーを探している方
- クリアで定位のよいサウンドを好む方
- 楽曲制作向けのアクティブスピーカーを探している方
目次
YAMAHA HS5の特長

正確な音像定位と高分解・フラットな特性

磁力線のフローを制御・均一化する先進的な磁気回路設計を施した、新開発のトランスデューサーを採用し、また音響部品の再選定・最適化を合わせて行うことで、飛躍的な再生能力の向上を図っています。
高分解能を誇り、立ち上がりに優れた1インチドームツイーターは、高域の再生可能周波数をさらに広げています。また共振を最小限に抑えるよう設計された肉厚ウェーブガイドと合わせることで高域を正確に、そしてスムースに再生します。
大型マグネットを採用し、スムースでレスポンスに優れた高耐入力ウーファーは、いかなる音量においても歪みの少ない、制動感のある低域を実現しています。また同時にウーファーリングやバスケットなどの音響部品の再選定、最適設計を行うことでより輪郭のある低域を実現しています。
高性能パワーアンプ
パワーアンプ部には、高域と低域のそれぞれの帯域を専用パワーアンプで増幅するバイアンプ方式を採用。各モデルに最適化された高性能アンプユニットは常に高品位で音質変化の少ない均一なサウンドを提供します。
共振を低減する設計

エンクロージャーは不要な共振を徹底的に排除し、サウンドの精度を極限まで高めるよう設計されています。高剛性で均一な音響特性を持つ肉厚MDFを使用し、その接合には古くから木材建築で用いられている強度に優れた技法、三方留め構造を採用。木材の接合面に設けられた凹凸を隙間なく組み合わせることで、単純な面の接合とは比較にならない強度が生まれます。楽器製造120余年の歴史において積み上げられたノウハウと音質へのこだわりが成せる設計です。
流体音制御技術によるノイズ低減

バスレフポート周辺の空気の渦は、ポート内外の空気の振動を誘発し、ポート内にノイズを発生させます。新HS シリーズではポート形状の設計に、空気の流れと音を可視化・解析・制御する最新の流体音制御技術を採用。空気の渦を最小限に抑えた新型ポートは、可聴帯域のノイズを最大6dB SPL 減少させ( ※当社比)、音楽制作環境での高い要求に応えます。
充実のコントロール類と端子類

リアパネルには、スピーカーを壁際に配置した際に強調されがちな低域を補正し、正確なモニタリングを可能にする、ROOM CONTROL を搭載。-2dB、-4dB の2 段階で調整できます。またHIGH TRIM (+2dB、0、-2dB)を装備し、部屋や用途に合わせた緻密なバランス 設定が行えます。入力端子はXLR、TRS フォーン端子を併装し、 ミキサーやキーボード、オーディオインターフェースからの出力などあらゆるユースケースに柔軟に対応します。
吊設置に対応(HS5I)

別モデルのHS5Iは、M5x8(2x4面)のリギングポイント(ネジ穴)を、天面、底面、両側面に装備しています。別売のスピーカーブラケットを用いることで、卓上設置に加えて壁や天井への取り付けが可能です。
YAMAHA HS5の口コミ・評判

ここでは、よい口コミとよくない口コミをそれぞれまとめました。
よい口コミ
- モニタースピーカーとして低域から高域までバランス良く再現出来るスピーカーだと思う
- この値段で低音がブレずにしっかりと出て、高音域も変な歪みも無くコスパの高い買い物です
- 低音質が心地いい❗️表現出来ない位いい感じ...
- フラットな感じでスッキリした感じの音質です
- 非常にフラットな音で音楽制作に向いていると思います
- 音はとても繊細に聴こえる
- ミキサー用のモニターに使用していますが、このスピーカーからバランス良く聞こえるように録音すれば間違いないです
- Youtubeで聴く環境音も、まるで自宅オフィスが自然の中に瞬間移動したかのような錯覚に陥るほど
- 本当になんの特徴もなく、そのままの音を出してくれるので気に入っています
- ある程度楽曲の概要がわかる程度で良いのなら、これで充分だと思います
- 初めてDTMやる人には勧めれる
出典:Amazon
よくない口コミ
- 公表スペックの通り周波数特性が54Hz-30kHzとなっており、確かに実際聴く中でも40Hz以下はしんどい印象ですので、特性を理解した上で制作しながら完成形を想像する必要は出てきます
- リスニング用ではなくモニター用なので、迫力がある音楽を聴くのには向いてないです
- 音質は固く、キーボードの音を聞く気にならなかった
- ウーハーがこのサイズだとさすがに低音はすごく厳しい
- 低音はやや小さめ
- 高域は、シャリシャリ感が若干あります
- 音量調整で、12時の方向(4dB)の所でカクッとはまるので合わせるのが楽ですが、それ以上音を上げたいときは面倒です
- コンパクトにDTMするには大きいかな
- ヤマハのマークが光るのですが色合いが2台で違います
出典:Amazon
YAMAHA HS5の音質チェック・使い方動画
YAMAHA HS5の画像




YAMAHA HS5のスペック・仕様
形式 | バイアンプ2WAY バスレフ型パワードスタジオモニター |
再生周波数帯域 | 54Hz - 30kHz(-10dB)、74Hz - 24kHz(-3dB) |
コンポーネント | LF:5" コーン、HF:1" ドーム |
クロスオーバー周波数 | 2kHz |
アンプ定格出力 | Total 70W、LF 45W(4Ω)、HF 25W(8Ω) |
入力感度 | レベル最大:-10dBu、レベルセンター:+4dBu |
最大入力レベル | +24dBu. |
入力コネクター(XLR とPhone はパラレル接続) | XLR3-31 type (balanced) x1、Phone (balanced) x1 |
入力インピーダンス | 10kΩ |
コントロール | LEVEL コントロール EQ: HIGH TRIM スイッチ(+/- 2dB at HF) : ROOM CONTROL スイッチ(0/-2/-4 dB under 500Hz) |
インジケータ― | Power ON (White LED) |
消費電力 | 45W |
寸法 | 170W × 285H × 222D mm |
質量 | 5.3 kg |
同梱品 | 電源コード、取扱説明書 |
梱包数量 | 1台 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、スレートグレー(限定) |
まとめ

いかがでしたしょうか。
リーズナブルな価格ですが、プロフェッショナル仕様のクリアなモニターサウンドが魅力ですね。
これから楽曲制作を始めてみたい方に、おすすめ出来る製品だと思います。
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