今回は、小型サイズのアクティブモニタースピーカー、IK Multimedia iLoud Micro Monitorの詳細レビューと口コミ・評判をご紹介したいと思います。
- 場所をとらない小型サイズのモニタースピーカーを探している方
- 楽曲制作向けの小型アクティブスピーカーを探している方
- Bluetooth対応のアクティブモニタースピーカーを探している方
- 出力の大きい小型アクティブスピーカーを探している方
目次
IK Multimedia iLoud Micro Monitorの特長

クリアで明瞭なサウンド

iLoud Micro Monitorで音楽を再生すると、そのサウンドの明瞭さに誰もが驚かされます。その秘密は、内蔵された56-bit DSPによる位相、周波数特性のコントロールにあります。長年に渡るIK Multimediaのフィルター開発において培われた技術を基に、入念にデザインされたクロスオーバーの設定、ウーファー、トゥイーター、それぞれから発せられるサウンドが、聴く人の耳に届くタイミングをコントロールするタイムアライメントの処理が、このDSPテクノロジーによって可能となりました。これまで小さなスペースでは不可能と考えられていた正確な位相、定位と、リニアな周波数特性を実現しています。
小規模スタジオに最適

大抵のプロジェクト・スタジオやホーム・スタジオは小規模です。具体的には、42立方メートル以下、床面積12平方メートル(3メートル × 4メートル)以下であることがほとんどです。そのような小さなスペースで音楽制作を行うには、部屋の反響、不自然な低域のレスポンスなどを考慮すると、大きなサイズのモニターよりもコンパクトなサイズのモニターの方が相応しい、と言えるでしょう。適切に設計されたスモール・サイズのリファレンス・モニターなら、小規模スタジオで最良のサウンドを提供してくれるのです。
また、スモール・サイズのモニターなら、2つのモニターとリスナーを結ぶ線で正三角形を描くよう、理想的な位置に設置し、正確なステレオ音像を得ることが可能です。典型的な例としてはデスクトップ / ラップトップ・コンピュータで作業している時に、大規模な(広い)プロ・スタジオのような、スイート・スポットでモニタリングすることが可能なのです。
マイク・スタンドに設置可能

マイク・スタンド取り付け用のネジ穴(UNC 3/8”-16)を装備しており、最適な位置、高さに設置可能です。標準的なマイク・スタンドがお使いいただけますから、高価な壁面マウント用のオプションなどをご購入いただく必要はありません。
Bluetoothにも対応

入力は、RCA、1/8インチ・ステレオ・ミニ端子を装備している他、Bluetooth接続にも対応しています。音楽制作、ビデオの編集などの作業時にはライン接続、日常のリスニング時にはワイヤレス接続と、さまざまなシーンでの使用目的に合わせてお使いいただけます。
軽量コンパクトボディ

寸法は180mm × 135mm × 90mm、重量はペアで1.7kgで、簡単に収納し持ち運びできるコンパクトサイズとなっています。ハイスペックのノートPCとつなぎ、あらゆる場所で本格装備のスタジオを容易に再現することが出来ます。
IK Multimedia iLoud Micro Monitorの口コミ・評判

ここでは、よい口コミとよくない口コミをそれぞれまとめました。
よい口コミ
- このサイズ感からは到底信じられないくらい素晴らしいです.高音も低音もバランス良く鳴っているように感じます
- コンパクトなスピーカーというのは通常、極端な高域や低域は出ないものですが、これはしっかり聞こえる
- このサイズとしては低音もよく鳴っていますし、ドンシャリ感もなく、音質面ではかなり頑張っていると思います
- 音量下げ目で鳴らしても細かい音まで分離良く聴こえるので重宝してます
- 本当にバランス良く、クリアな音で聴く事が出来ます
- 低域から広域までフラットに色付け無く出ます
- 映画館とかで感じる迫力のある音が出る
- 小さい音量でのバランスが良いです。モニターに近くても、それなりに離れていても、そのバランスが崩れません
- 端的に言えば5万円以下のモニタースピーカーが駆逐されるレベルの音です
- DTM用モニタスピーカーとして購入しましたが、音質音量音圧すべてにおいて大満足です
- 普段はTV用、Bluetooth接続でのiPhone用スピーカーとして大活躍です
- ブルートゥースは音質は普通ですが、スマホでストリーミングを聴く程度なら手軽で十分です
- Bluetoothは有線とのミックス出力されるので、いちいち切替せず両入力を使い分けられて便利
- 普段使いや 場所が無い時、壁、天吊りしたい時には最適のスピーカーと言えるでしょう
出典:Amazon
よくない口コミ
- それなりの音量でホワイトノイズが常時発生しているため,曲自体の音量が小さいとホワイトノイズが気になって曲に集中できません
- ある程度音量を出せる環境にある方はバスレフの風切音が煩くてガッカリすると思います
- ある特定のベース帯域がお世辞にもしっかり出ているといえなかった
- このスピーカでNetflixとかYoutubeの音楽を聞くと、音量を少しあげると疲れるかもな
- Bluetooth接続だと、ボリュームを絞っていくと途中で音が出なくなります。本体側で絞って大きめに出力すれば問題ないですが、こんな仕様は初めてでした
- 裏面の端子接続部の強度に難があります。接続するコードの重さに耐えられない位弱い
- 電源を入れてからビープ音が鳴りやむまで約28秒でした
出典:Amazon
IK Multimedia iLoud Micro Monitorの音質チェック・レビュー動画
IK Multimedia iLoud Micro Monitorの画像






IK Multimedia iLoud Micro Monitorのスペック・仕様


スピーカータイプ | 2ウェイ、バイアンプ仕様アクティブスピーカー |
周波数特性 | 55Hz~20kHz(-3dB)、45Hz~22kHz(-10dB) |
ツイーター | 3/4インチ、シルクドーム、ネオジムマグネット |
ウーファー | 3インチ、カスタムメイドの複合材質 |
最大SPL @50cm | 107dB(100Hz~10kHzの正弦波の平均) |
内蔵アンプ数 | 4 |
アンプタイプ | 高効率クラスD |
出力(ステレオ) | 70W(ピーク)/50W(RMS) |
DSPによる音質補正 | ハイシェルフ @3kHz:0dB/-3dB、ローシェルフ @300Hz:0dB/-3dB、デスクトップ @300Hz:-8dB |
その他機能 | ・ハイパフォーマンスのバスレフポート機構 ・DSPによるクロスオーバー処理とタイムアライメント ・A2DPプロトコルによるBluetooth対応 ・マイクスタンド用ネジ穴:UNC 3/8インチ装備 |
接続端子 | RCA入力×2(ケーブル付属)、TRSミニステレオ入力、4ピンスピーカーコネクター(ケーブル150cm付属) |
電源 | 専用ACアダプター(付属) |
外形寸法 | 180mm×135mm×90mm(1個) |
重量 | 920g(左スピーカー単体)、800g(右スピーカー単体)1,720g(左右合計) |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
まとめ

いかがでしたしょうか。
リーズナブルな価格ですが、クリアで出力の大きいサウンドと、場所をとらない小型サイズが魅力ですね。
楽曲制作からBluetooth接続による音楽鑑賞まで、幅広く使用することが出来る製品だと思います。
商品ページはこちらから↓