今回は、音質の良さに定評のある小型デジタルアンプ、FX-AUDIO- FX1002J+の詳細レビューと口コミ・評判をご紹介したいと思います。
- 高出力な小型アンプを探している方
- シンプルな機能で音の良いアンプを探している方
- 作りがしっかりした格安アンプを探している方
目次
FX-AUDIO- FX1002J+の特長

驚きのハイパワー(160W)
ハイパワーデジタルアンプIC「TDA7498E」により、最大160W+160Wの出力を実現しています。
アクティブDCサーボ回路搭載
アクティブDCサーボ回路により、入力カップリングレス化が実現。音声信号ラインに設けられるカップリングコンデンサーによる音質変化の影響をなくし、より原音に近いピュアでストレートな音質を実現しています。また、正負電源を生成後、電源レギュレーターにより±の両電源を安定化させ、ノイズフロアを極力減衰させています。
4段階のゲイン設定

本体裏面にゲイン設定スイッチを設けることにより、簡単にゲイン設定を変更できるようになりました。ゲイン設定(23.6/29.6/33.1/35.6dB)DIPスイッチにより設定可能。ゲインをアップすると増幅率が高くなり出力がアップしますので、大口径スピーカーや能率の低いスピーカーを駆動する際や大音量を出す必要がある際にはゲインのアップをお勧めいたします。
デジタルアンプ専用インダクタを採用
後段に構えるメインアンプIC側の出力フィルター部に小型高電流量対応の防磁インダクタを採用。こちらのインダクタは従来品に採用していたものと比較して体積が大幅に小さくなっておりますが、平線タイプの銅線を採用している為大電流に対応し、表面積が取れる分ラインインピーダンスも低く抑えられ、オーディオ用途に適した設計のインダクタとなっております。これにより音の歪みが大幅に改善され、オーディオアナライザーなどで計測した数値もそうですが聴感上で分かる程の高音質化を遂げました。
こだわりのコンデンサー選定

音質面で大きく影響するフィルムコンデンサーにオーディオ用として定評のあるコンデンサーを採用しています。いずれもHi-Fiオーディオ用として評価の高いメーカーおよびシリーズ型番のものを採用しております。同じメーカーの同一シリーズでも現行品だと音質が変わったりする物もございまして、その辺りも含めビンテージ(NOS品)などを駆使してトータル的に選定しております。
スピーカー保護回路搭載
カップリングコンデンサーレス設計により、DC漏れが起こった際に保護となるコンデンサーが無い状態となりますが、保護回路を搭載することにより万が一のDC漏れからもスピーカーを守ります。
FX-AUDIO- FX1002J+の口コミ・評判
ここでは、よい口コミとよくない口コミをそれぞれまとめました。
よい口コミ
- 澄みきった高音からメリハリのある低音までしっかりと漏らさず鳴っている
- レンジも広くてこの価格では ないくらいいい感じ。パワーもある。不満が感じられない
- 地響きのように鳴りスピーカーの駆動力は十分です
- 大型スピーカーを余裕で鳴らすパワー。音も高解像度、高音質
- 低能率のブックシェルフスピーカーも元気よく鳴りますしキューブタイプのスピーカーもきちんと鳴ります
- 音質としては低音が塊で出てくるような迫力があり、サブウーファー殺しなほどになります
- どこまでも伸びるのにまろやかな丸みを帯びた高音
低音もブーミーではなく、どっしりとした低音
まあ凄いですね- 音質は最高です
- 7498アンプによく言われるホワイトノイズやギャングエラーはこの個体では感じ取れませんでした
- 熱の問題ですが夏場はともかく今の寒い季節では暖かい程度です
出典:Amazon
よくない口コミ
- 電源ON時のポップノイズが消せませんでした
- 入力の有無に関わらず、「サー」というノイズが流れています
- 若干のホワイトノイズがあります
- 問題点として、ホワイトノイズポップノイズ、ギャングエラーがあります
- 電源が付属してませんのであらかじめ用意する必要があります
- 本体発熱は、容赦なく起こります
- まろやかすぎて刺激にかけるかもしれません
- 値段なりの音かと思います
- 解像度は低め少し籠もりぎみの音です
- 女性ボーカルが得意で弦楽器はやや苦手なのもNFJのアンプ共通です
出典:Amazon
FX-AUDIO- FX1002J+の音質チェック・レビュー動画
FX-AUDIO- FX1002J+の画像




FX-AUDIO- FX1002J+のスペック・仕様
最大出力 | 160W+160W |
対応スピーカー | 4Ω〜16Ω |
出力端子 | 2chステレオスピーカー出力 (バナナプラグ対応金メッキスピーカーターミナル) |
入力端子 | ステレオRCA端子 |
デジタルアンプ IC | STMicroelectronics社製 TDA7498E |
機能 | 遅延ミューティングリレー/スピーカー保護回路/SLOW CHARGING回路による突入電流防止機能/ ゲイン設定(23.6/29.6/33.1/35.6dB)裏面DIPスイッチ |
電源 | DC19〜32V 電源容量2A以上(4A以上推奨) ※電源別売 |
電源コネクター | DCジャック 外径5.5mm×内径2.5mm(センタープラス仕様) |
サイズ | 高さ33mm×幅96mm×奥行き168mm(突起部を除く) |
本体重量 | 530g |
付属品 | 簡易説明書 |
カラー | ブラック、シルバー |
製品保証期間 | お買上げ日より6ヶ月間 |
まとめ

いかがでしたしょうか。
機能性はシンプルですが、純粋に音の良さを追求したアンプ、という印象を受けます。
ベースの中華アンプを国内メーカーがブラッシュアップさせ品質を高めているので、耐久性も安心できそうです。
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