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WANDS 全アルバムレビュー【第5期始動】

 

今回は、約20年ぶりに再結成し話題となっているWANDSの全オリジナルアルバム(ミニ含む)をレビューしていきたいと思います。

 

WANDS [1992.6]

①ふりむいて抱きしめて ②Cloudy Sky ③寂しさは秋の色 ④もう 自分しか愛せない ⑤Good Sensation ⑥この夢だけを…

上杉昇(vo)、柴崎浩(g)、大島康祐(key)のメンツによる、記念すべきデビュー作。ダンスポップ色が強く、軽快でカッチリしたサウンドプロダクションと上杉のロック的なボーカルが今ひとつ噛み合っていないような印象を受ける。楽曲は全体的にまずまずの出来といった感じだが、所々B'zの亜流っぽさが出てしまっているのは残念なポイント。

 

時の扉 [1993.4]

①時の扉 ②このまま君だけを奪い去りたい ③星のない空の下で ④もっと強く抱きしめたなら ⑤ガラスの心で ⑥そのままの君へと… ⑦孤独へのTARGET ⑧Mr.JAIL ⑨Keep My Rock'n Road ⑩世界中の誰よりきっと 〜Album Version〜

keyが木村真也に代わっての第2期最初のアルバムで、WANDS史上最大のヒットとなった2nd。どこか垢抜けない雰囲気のあった1stと比較してポップス・ロック色が強くなり、より大衆寄りにシフトしている印象を受ける。楽曲のクオリティは飛躍的に向上しており、シングル曲①④とセルフカバーの②⑩は勿論、残りのアルバム曲も名曲揃いで、一般的に最高傑作に挙げられることが多いであろう一作。ベスト盤以外でWANDSを最初に聴くのであればこのアルバムをお薦めする。

 

Little Bit... [1993.10]

①天使になんてなれなかった ②恋せよ乙女 ③DON'T CRY ④君にもどれない ⑤声にならないほどに愛しい ⑥Little Bit… ⑦愛を語るより口づけをかわそう

前作から約6ヶ月というスパンで発表された3rdアルバム。短い製作期間のせいか、大傑作の前作と比較して全体的にやや地味でやっつけ的な印象を受ける。その中でセルフカバーの⑤は、オリジナルにも匹敵するほど素晴らしい出来栄えとなっている。

 

PIECE OF MY SOUL  [1995.4]

①FLOWER ②Love & Hate ③世界が終るまでは… ④DON'T TRY SO HARD ⑤Crazy Cat ⑥Secret Night 〜It's My Treat〜 ⑦Foolish OK ⑧PIECE OF MY SOUL ⑨Jumpin' Jack Boy ~Album Version~ ⑩MILLION MILES AWAY

第2期最終作。グランジ、オルタナ色の強いアルバムと評されることの多い一作で、オープニングの①やタイトルトラックの⑧等は、まさしくといった感じではあるが、全体としてはそれ程重苦しいわけでもなく、今までのいわゆる "ラジオフレンドリーなWANDS" をベースにしつつも、それらしい雰囲気や要素を程よく織り交ぜている、といった印象を受ける。上杉昇の歌声は、デビュー当初からどこか冷めた諦念のようなものを含有しており、このアルバムの路線はそういった彼のボーカルスタイルに極めてマッチしていると思う。③はWANDS史上最も有名な一曲。個人的にはこのアルバムが最高傑作だと思う。

 

AWAKE [1999.10]

①AWAKE ②Brand New Love ③雲が流れる方へ ④With you 〜living in my heart〜 ⑤SILENCE ⑥今日、ナニカノハズミデ生きている ⑦BLACK or WHITE ⑧Time washed away ⑨明日もし君が壊れても ⑩Still in love ⑪Please tell me Jesus ⑫錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう ⑬Where there's a will…

ボーカル、ギターが入れ替わっての第3期唯一の作品。脱ビーイング路線を模索していた前作とは対照的に、徹頭徹尾ビーイングのエッセンスを凝縮したような作風となっている。セールス的には振るわず、WANDS史上において忘れ去られている感のある一作だが、個々の楽曲の質は過去の作品にも決して見劣りしない出来だと思う。新ボーカルの和久二郎は、全体的にそつなく歌いこなしており上手いとは思うが、前者と比較すると深みや個性に乏しく、良くも悪くもビーイングボーカルの典型といった印象を受けてしまう。この翌年、WANDSは解散となった。

 

BURN THE SECRET [2020.10]

①David Bowieのように ②抱き寄せ 高まる 君の体温と共に ③賞味期限切れ I love you ④Secret Night 〜It's My Treat〜 [WANDS 第5期ver.] ⑤Burning Free ⑥真っ赤なLip ⑦明日もし君が壊れても [WANDS 第5期ver.] ⑧もっと強く抱きしめたなら [WANDS 第5期ver.] ⑨世界中の誰よりきっと [WANDS 第5期ver.] ⑩アイリメンバーU

黄金期メンバーの柴崎、木村と新ボーカルの上原大史というラインナップで再結成しての一作目。全10曲中4曲はセルフカバー。残りの楽曲は悪くはないが今一つインパクトに欠けるというのが正直なところ。上原作詞・作曲の⑩はZARDを想起させるようなサビのメロディーで、往年のビーイングファンが喜びそうな一曲。ボーカルのニュアンスや全体的な雰囲気としては第3期に比較的近い印象を受ける。

 

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