今回は、個別にK-POPガールズグループを振り返っていきたいと思います。第一弾は、2011-2018年まで細かくメンバーチェンジを繰り返しながら活動し、2019年7月現在存続不明のグループ、RANIAの楽曲をご紹介いたします。
目次
Dr Feel Good (2011.4)
テディ・ライリーのプロデュースによるデビュー曲。メンバーはデビュー直前(直後?)まで8名だったようですが、リリース以降しばらくはセム、リコ、ティエ、ジョイ、ディ、ジュイ、シアの7人で固定されます。私が初めてこの曲のTVパフォーマンスを見た時、既存のアイドルグループとは全く異質な、ダークで妖艶なコンセプトに衝撃を受けました。そういったインパクトを踏まえると、個人的にはこの時期がRANIAの一番のハイライトだったかなと思います。楽曲的には最初聴いた時はやや単調な印象を受けましたが、次第にクセになっていきました。中毒性の高いフックソングだと思います。
Masquerade (2011.6)
前作に引き続きテディ・ライリーのプロデュース。妖艶さとクールさを兼ね備えたRANIAらしい楽曲です。MVはなし。
Pop Pop Pop (2011.11)
スティックを用いたダンスが印象的な楽曲で、モロ洋楽な前2曲に比べると、K-POP寄りで親しみやすい曲調です。
左からシア、ジョイ、ティエ、セム、リコ、ジュイ、ディ

Style (2012.9)
霧がかったような怪しさとクールな質感を併せ持った名曲です。キャリア史上でもおそらく一番の代表曲ではないでしょうか。
Just Go (2013.3)
ほぼベスト盤的内容のアルバムの表題曲。サビ部分のテンポが心地よい楽曲です。
Up (2013.7)
RANIAの中で一番大衆受けしそうなキャッチーな楽曲です。MVのみで活動は一切行われず。
Demonstrate (2015.11)
ヘミ、ソルジ(後にジウに改名)、アレクサンドラが加入、前作から2年以上のブランクを経てのリリース。ストリートヒップホップ寄りで、作風の変化が感じられる一曲です。
Start A Fire (2016.12)
BP RANIAに名前を変更。メンバーは前回の新メンバーに加え、ジウン、タボ、ユミン、イナ(セムから改名)が新たに加入。オリメンは復帰したイナのみ。リニューアルにふさわしい完成度の高い楽曲です。また、この曲以降、メンバーのヘミがグループのセンター的ポジションに据えられるようになります。
Make Me Ah (2017.2)
アルバムStart A Fireからの2nd活動曲。MVはなし。切ないメロディーが印象的です。
左からジウン、タボ、ヘミ、ジウ、アレクサンドラ、ユミン

Beep Beep Beep (2017.8)
ボクササイズっぽい振り付けが面白いです。RANIAの活動曲の中ではちょっと印象が薄い感じです。
Breathe Heavy (2017.9)
RANIAらしい妖艶なダンスナンバーです。
いかがでしたでしょうか。ネットで知る限り、2019年以降、公での活動を行ってないようですが、またしぶとく復活してくれることを切に願います。